デビュー決定によせて
令和元年8月8日。
自担のデビューが決定した。
私はその姿を、画面越しに見ていた。
決意と、覚悟と、感慨と、少しの憂いを帯びた、自担ことSixTONES松村北斗くんの顔を、画面越しに見ていた。
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眠れるわけがなかった。
きっと賛否両論あると思う。自担の幸せを第一に願っていることには間違いないが、あの如恵留の表情を見て、他のグループに対して無感情でいられるほど良心を見失ってはいない。
けれど、
このタイミングでデビュー発表がなければ、きっと余程のことがない限りSixTONESはもう無理であろうこと。
例えばSnowManだけが出て行けば、SixTONESはもう無理であろうこと。
その逆も然り。
なんとなく本能的にそう思っていた。
だから前日に会見場の画像が出回った時も、必死に「これは少年たちの会見だろうよ」と自分に言い聞かせながら、内心大きく大きく期待していた。頭の中で、ジェシーの「過度に期待しすぎない」という言葉がリフレインした。
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3月、今日こそ絶対にデビュー発表があるはずだと確信して横アリに通っていた。
5月、なんでまだJr.が取れる予定がないんだろうと思いながら配信を見ていた。
今年がラストチャンス、それは歴からしても年齢からしても火を見るより明らかで、どれだけデビュー組に匹敵する売り上げや盛り上がりをプレゼントしてもまだ足りないのか、これもダメか、あれもダメか、オタクだけで盛り上がっては裏切られる毎日だった。
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北斗くんへ。
やっと君が憧れた「ジャニーズ」になれるね。
あなたの夢を、まだまだほんの少しだけれど、共に追ってこられたことを心から誇りに思います。
そして、この先もきっとずっと、あなたが夢を追う姿を愛して、追いかけて、後押しできる権利が得られたことを、心から幸せに思います。
夢を見せてくれてありがとう。
一緒に夢を追わせてくれてありがとう。
あなたの未来に幸多からんことを祈ります。
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我儘なオタクだから、スノストのどっちかはアルバムデビューにならないかな、と思っている。
ここから2組がライバル関係として扱われることは間違いないけど、お互いに1位同士で戦いたい。
争った結果、どちらかが2位で構わないとは思えない。
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ひとまずおめでとう。
この勢いを止めないように、さらに盛り立てていけるように、もっともっと全力で君たちを後押しするよ。
今までありがとう。
これからもよろしくね。